マルマン コンダクター SX 40CX

生産年式 1990年代初め(推定)

マルマンのアイアンには豊富なラインナップを誇った時期があり、方向性をまとめてみるとドロー系のヒールが低いモデルを30系とし、ヒールの高いフェード系のモデルを40系としていた。加えてトウのフォルムにも2種類が準備されていて、本来スパッと切落とされたスコッチブレードのE系、コンベンショナルなC系と4種類が基本だった。ただしこれは一時期のモノであって、時代のアレンジを受けて徐々に変化するものだが、このSXは40CXの呼称も持ち、ピタリと分類にはまるモデル。つまりフェード系の高いヒールのフェイスで、コンベショナルブレード。しかし、時代のアレンジも受けていて、ブレードを遠くへ置く工夫があって、コンベンショナルなモデルを操るよりもいくらか癖もある。既にマルマンソールも影を潜め、アイデア満載のモデルが別に用意された時代の、あえて保守的なモデルにも見える。ヘビバナシャフトのS硬度のこのモデルは意外と重量感があり、ヘッドも効いているのはこのモデル特有のことかもしれないが、その重さを利用できれば安定した球筋を実現するモデルだ。


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古鉄ミュージアム - 国産物編 -

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください

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