マルマン コンダクターLX SPSS アイアン
生産年式 1984年
マルマンのゴルフ業界への参入は1970年代初頭で、意外にも古参だ。会社組織としては事業形態を変えながら現代に残り、モデルの問い合わせにも、状況によっては資料を提供してくれる。最近、ネーミングが復活したコンダクターPro-Xのプロモーション資料によると、このモデルの登場が1984年、初めてのコンダクターモデルであることが伝えられている。SPSSとはSame Point Sweet Spot、すなわち全番手が同じ重心位置に設計されているということだ。ウィルソンに似たアプローチで、様々な科学的で斬新なアイデアを次々と取り入れていくが、このモデルはその走り、ごく初期の頃のモデルだ。後にXシリーズとクラシックシリーズなどとモデルが細分化され、系列化もされるのだが、当時のマルマンは、ラインナップが豊富で、すべてに異なるアイデアを形態を変えて取り入れていた。LXはそのモデルラインナップの基礎となるモデル、取り立てて特徴をあげるなら、ヘビーパナジウムシャフトの採用があげられるが、80年代の平均的なモデルだ。
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