マルマン コンダクタープロ 302E アイアン
生産年式 1994年頃(推定)
具体的な生産年式は不明だが、ウーズナム監修モデルとされるコンダクタープロのデビューが1992年、オラサバルのマスターズ優勝が1994年とすれば、304Eと並ぶ302Eはこの辺りの年式を推定できる。このモデルはカーティス・ストレンジのモデルとされるが、マクレガー契約下での戦績を残したのち、急激なスランプに陥りマルマンのイメージはほとんどなく、契約に起因する背景もあって、記事への扱いは多く見られるが、知らされたのはカタログに記載されていた程度だ。メタルウッドを携えてメジャーに挑戦した先駆けともいわれ、それがコンダクターメタルであったことも一部のコメントにあるが、すぐに別のブランドに移っている。このモデルは、ホーゼルに刻印のある通りマルマンソールのモデルだ。マルマンソールにも3つのタイプがあり、ジェネラルタイプとUタイプ、ファロータイプ(うねうねの櫛形)があり、その定義によるとこれは比較的おとなしいUタイプ。スタイルや、好みの問題もあろうが、結果的に薄く見えるソールと、バックデザインのイメージから、ヒール目の打点を連想するが、マルマンソールモデルは押しなべてセンター重心だ。ラウンドしたソールの造形が重心距離の設計に大きく影響している。302Eのコードは、マルマン分類によるヒールが低めのスコッチブレードをさしている。
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