アシックス ツアーカスタム 0881 アイアン

生産年式 1990年頃(推定)

1990年のチョイスの記事に掲載があることから、この年式前後と推定した。アシックスのゴルフ産業への関与は、古くは1981年にトニーペナブランドとの契約という史実が、アシックスのホームページに残されている。その後はオリジナルモデルと記されるだけで、モデルの詳細は確認できない。このモデルと似たバックデザインのロゴマークを持つモデルに、プログラインドモデルとして息の長いモデルがあるが、上級者向けと思われる、手の込んだ質感高いモデルとは異なるラインナップだ。1992年の年鑑カタログにも、同じシリーズと思われるモデルの掲載があるが、アシックスプロ0881となり、ツアーカスタムの名称は削除され、キャラクターが異なるショートブレードの上級者向きとされている。チョイスによるコメントをまとめれば、このモデルはプロモデルに見えるやさしいモデル。重心低くデザインされている以外にも、プログレッションも少なく、重心角も大きいとある。観察によると、ヘッドのサイズも、ロープロファイルに近く、比較的低くて長いヘッドに、気難しさはない。ファウンダースで一時期を築いたアシックスには、隠れた名器が多数存在する。由緒出自は不明だが、様々なストーリーが隠れた興味深いブランドであり、モデルである。写真下にはメディア掲載によるスペックを転載した。



チョイス1990年に掲載の、メディア計測によるスペック

フェイスプログレッション 2.8

ソール角 16

ネック長 70.5

 フェイス長 70

重心角 12

バランス(DG)  D0.6

(番手-ライ角-ロフト角)

3 - 58.5 - 21

4 - 59 - 25

5 - 59.5 - 29

6 - 60 - 33

7 - 60.5 - 37

8 - 61 - 41

9 - 61.5 -45

PW - 62 - 49

以下、このモデルに関する主なブログ記事へのリンクを掲載。

古鉄ミュージアム - 国産物編 -

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください

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