オオサワ クラシック TR-103
生産年式 1990年初期(推定)
大澤商会というと様々な分野で輸入代理店とか、販売代理店といった立場で知られた会社組織。商社といっても、財閥系の商社とは違って、貿易商社や販売商社であって、販売の潜在力のある商品を見出し、中間マージンでビジネスにした。知られるようにベンホーガンでゴルフ分野に立ち位置を確保し、ブローニングも扱ったが、大きな利益を求めてオリジナルを制作。これはいくつかのオリジナルを生産した何代目かのモデル。ブランドには一貫したコンセプトがあるわけでもなく、当初のオリジナルは挑戦的なモデルも揃えたものの、安定したビジネスに当時のスタンダードなスタイルを製品にした。シャープなイメージ通り力強い球を実現するが、オオサワでなければならないという個性には乏しく、しかし製品としては扱いやすいプロモデル。
このモデルに関する私的見解を言葉遊びで綴ったブログへのリンクです。
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