マルマン コンダクター 31EX
生産年式 1992年
ラインナップが豊富だった頃のマルマン製品。30系のドローモデルはヒールが低く、ヘッドの返りを意識したデザインで、40系のヒールは高く、フェードモデルと分類されていた。1992年に新製品と紹介されている記事には、通常ラインのXシリーズと、受注生産のクラシックモデルとあり、31EXはこの時期の上り調子のイアンウーズナムも使ったとされるドローモデルの代表ともいえる。後にコンダクタープロに至って、ウーズナムのアドバイスによりマルマンソールが完成したといわれるが、このモデルではそこまでキャラクターが強くもなく、シャフトさえ合うなら捕まりの良い、扱いやすいモデル。シャフトはヘビーデューティーバナジウム、ヘビバナシャフトのオリジナルを組み合わせ、いくらか軽量化を測ったようだが、現代の基準からすれば一般的なスチールシャフト。真摯に製品開発をしていた時代のマルマンプロダクトだ。
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2021.08.15 08:33