NGSL キャリープラス10 アイアン
生産年式 1980年代(不明)
NGSLとは、日本ゴルフスクール。と言っても学校法人でもなく、レッスン団体でもない。現在にも運営される組織があり、商社的なビジネスを展開している様子。このモデルについて問い合わせをしたところ、残念ながら資料は欠落し、当時を知るスタッフもいないとのことだった。ネーミングのNGSL は登記上NGSが先行登記されていたのでLがついたというお話もいただいた。このモデルはパワーバー的なデザインで、フェイスも大きいデザイン、ソールのキャンバーも美しく仕上げられる。しかし最大の特徴は、ネーミングにある通り、プラス10ヤードの飛距離を狙った、ストロングロフト。今やそうしたアイデアは全く一般的だが、1980年代に既にそうした試みがあったことには驚くところだ。メーカーが取り入れたストロングロフトは80年代半ば以降。90年代初頭でも、普及は一部のモデルだ。しかし、後のモデルがアプローチウェッジを必要としたように、短い番手にはストロングロフトの番手間ギャップが生じている。ただ、長さは当時の番手並みのままなので、打ってみれば 、決して打ちにくいモデルではないところも驚くモデルだ。
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